【REBELS ~The FINAL~】鈴木貫太インタビュー公開!

インタビュー

公開日:2021/2/23

「前戦からの成長を証明するためにも、KOで勝ちます!」



2・28『REBELS ~The FINAL~』の「55.5kg契約/BLACKルール/3分3R・延長1R」で、大川一貴と対戦する鈴木貫太。
鈴木は2019年10月、『REBELS.63 × KNOCK OUT』で大川に判定勝ちを収めているが、今回はKOでの勝利を狙っているという。その理由とは?



──今回、最後に追加カードとして発表されました。参戦が決まった時の心境は?

鈴木 『REBELS』のファイナル、締めの大会にオファーをいただけたことは、すごく光栄に思いますし、注目度の高いリングなので、アピールのチャンスだと思ってます。

──大川選手とは一昨年10月の再戦となりました。その試合を振り返ると?

鈴木 蹴りの距離で試合ができて、どんどん右ミドルを出していったんですけど、それがポイントになって勝てたという感じですね。まだキャリアが浅くて、右ミドルだけで試合をやってました(笑)。大川選手はけっこう回るんですけど、そこに入りすぎずに蹴りの距離を作れて、自分から蹴りが出せたのがよかったです。その時の大川選手はやりやすいという印象だったんですけど、お互いに変わっていると思うので、今回やったらまた違うかなと。

──大川選手の攻撃で印象に残っているのは?

鈴木 近い距離になった時は、Krushとかで戦ってきた選手なのでパンチの回転とかはあったと思います。最近の試合を見ても、近い距離のパンチの打ち合いで有効打を当てているシーンが多いので、対策はしています。

──今回は自分の距離を保つことがカギですか?

鈴木 いや、自分もあの頃と比べると引き出しが多くなっているし、パンチの打ち合いになっても大丈夫です。蹴りもパンチも右の攻撃は自信があるので、それを使って攻めたいです。

──どういう風に勝ちたいですか?

鈴木 自分はまだプロでKO勝ちがないんですよ。一度勝っている選手との再戦でプレッシャーはあるんですけど、当時よりも自分の方が成長の幅がデカいぞという証明にもなると思うので、KO勝ちを狙ってます。

──その先については?

鈴木 やっぱり選手としてやるからには、チャンピオンにはなりたいと思ってます。キャリアは浅いですが、自分が負けた相手は知花デビッド選手だったり壱センチャイジム選手だったり、みんな他団体のチャンピオンで、要はチャンピオンクラスには勝ててないってことなんですよね。今年はたくさん試合して経験を積んで自信もつけて、そういった選手たちに勝てるようになりたいと思います。

──今、特に対戦したいと思っている相手は?

鈴木 さっき挙げた選手たちにリベンジはしたいと思ってます。壱センチャイジム選手とか。その上で、今一番目指しているのは『KNOCK OUT』のチャンピオンです。僕はまだ格闘技を始めて3年ぐらいなんですけど、その中でも強い選手たちと試合させてもらっていて、その中ではキャリアから来る差というか、フィジカルだったりメンタルだったりの差はそこまでないのかなと感じてます。その経験値から考えると、今年から来年、かなり飛躍できるんじゃないかと思っているので、3年以内には実現したいと思っています。

──始めてからデビューまでが早かったわけですよね。それまでにスポーツの経験があった?

鈴木 自分は中1まで野球をやってたんですけど、中学では部活も入らず、高校でもバイトしていて。だからスポーツはほとんどやってないんですけど、小さい頃から魔裟斗さんの試合とか格闘技を見るのが大好きで、それがきっかけで高校の時に体を鍛えてたんです。それぐらいですかね。パワーは元からあったんですけど、パワーリフティングの協会の人にスカウトされるぐらい挙げてて。だからパワーには自信があります。

──ではそこもアピールしたいところですね。

鈴木 自分の攻撃は、当たればしっかり倒せる力を持ってると思うので、そのパワーも生かしてKOできるように頑張ります。気持ちの強さにも自信があるので、お客さんにはそこも見てもらえればと思います。

プロフィール

鈴木貫太(すずき・かんた)
所  属:ONE’S GOAL
生年月日:1996年2月9日
出  身:千葉県袖ケ浦市
戦  績:8戦4勝3敗1分


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