【REBELS ~The FINAL~】海人インタビュー公開!

インタビュー

公開日:2021/2/8

「日菜太選手に『世界に行ってきてくれ』と言ってもらえる勝ち方をしたい」



2・28『REBELS ~The FINAL~』の「REBELS-BLACK スーパーウェルター級タイトルマッチ/BLACKルール/3分3R・延長1R」で、王者・日菜太に挑戦する海人。
シュートボクシングのエースとして『REBELS』に乗り込んでくる彼は、タイトルマッチでの日菜太との対戦にどう意気込んでいるのか?



──1月24日には対戦カード発表会見に出席されていましたが、まずその時の服装がすごくカッコよかったですね。

海人 ありがとうございます(笑)。みんなスーツで来るかなと思ってたんで、それとはちょっと違うフォーマルな格好でいけたらなと思って、あれにしました。

──そういう狙いがあったんですね。普段から着るものにはこだわりが?

海人 そこまでこだわりはないですけどね。こないだみたいなフォーマルな格好もしますし、カジュアルな格好も普通にするので。

──その会見で日菜太選手とも顔を合わせたわけですが、実際の印象はいかがでしたか?

海人 70kgで引っ張ってきた日本人の風格というか、そういうものはあるなあと感じました。

──日菜太選手の試合というのは、どのあたりから見てましたか?

海人 昔のK-1 MAXに出ていた頃から普通に見てて、正直な話をすれば、その頃から左ミドルとかはすごいものを持ってるなあと思ってました。まあ、対戦することになるとかは全然考えてなかったですけど。そんな昔、僕がプロになる前からガンガンやってた選手なので、その左ミドルも勉強させてもらったというのも正直なところではあるんですけど、そういう選手を越えられる機会をもらったなあとは思ってますね。

──70kgで戦うようになってからは、「いつかは対戦するだろう」という気持ちはありましたか?

海人 それはありましたね。「対戦したい」というより、僕が目指してるのは日本ではないので、世界に行くためにやっとかないとアカン相手だなと思ってたので、いつかはやるだろうなとは思ってました。

──そういった選手との対戦となるわけですが、改めて、どう戦いたいですか?

海人 正直に言えば、今は蹴り勝つ自信ももちろんありますし、パンチなんかでは僕が圧倒的に勝っている部分もあると思うので。70kgでガンガンやってきた選手と、今70kgでやっていこうと思っている選手と、しっかり追い上げていく姿を、日菜太選手に見せたいですね。70kgをしっかり任せられるというところを、日菜太選手に見せつけたいです。

──「時代はもう変わった」と認識させたいと。

海人 そうですね。日菜太選手に「世界に行ってきてくれ」と言ってもらえるようにしたいんで。ギャラリーの皆さんにも、「海人やったらいけるな」と思ってもらえるような、そういう試合をしたいです。

──70kgでの試合というのは、今のところご自分でどうですか?

海人 正直、今のところは問題ないです。最初の頃はパワー差というか、体がぶつかった時に「まだ自分は早いのかな」という感覚があったんですけど、65kgでやってた頃から「もう65kgでも67.5kgでも相手も見つからないし、上げないとダメだな」と思っていて体作りはしてきたので自信もつきましたし、今は何の問題もなく戦えてるなという自覚があります。

──もう一つ、今回はヒジなしのBLACKルールになります。シュートボクシングではヒジありの試合でもいい勝ち方を見せていたりしますが、ヒジのあり/なしという点はどうでしょう?

海人 意識の部分で、ヒジありだと自由に戦えるなとは思うんですけど、なしでも全然戦えるので、どっちが得意とかはないですね。ヒジありが好きではありますけど、両方得意かなというのはあります。

──今回、最終的にはどう勝ちたいですか?

海人 判定とかじゃなく、しっかり倒して、圧倒的な差を見せたいと思います。

──勝ったら『REBELS』のチャンピオンということになります。『REBELS』という敵地に乗り込むという意識もあると思いますが、ベルトについては?

海人 『REBELS』に限らず、ベルトというものにそんなに興味があるわけではないんですが、こういう機会をもらえたのはすごくありがたいことなので、しっかり獲って、チャンピオンになったら『REBELS』も広めていけるようにしたいなとは思ってます。

──ベルトが第一の目的というわけではない?

海人 そうですね。『REBELS』のベルトがほしいというよりは、日菜太選手と戦って日本で一番になって、世界に行くスタートがしたいというのが一番で、そこにベルトもついてくるなという感じです。

──やはり今回、日菜太選手に勝てば、70kgでの日本最強と名乗れる?

海人 そうですね、対戦できる範囲では一番かなと思うので。

──昨年8月には2年ぶりにRIZINにも出場して上がる舞台も広がっていますが、そのあたりとの兼ね合いは?

海人 自分としては本物を目指していきたいので、世界と交われる舞台であればどこにでも行きたいと思ってます。もちろん、シュートボクシングを一番にしたいという気持ちが強いので、それが実現できるのであれば、どこのリングでも上がっていきたいと思っています。どんなルールでも戦える自信はあるので。

──では最後に、改めて意気込みをお願いします。

海人 ここでしっかり勝って、70kgを自分の時代にして世界に行きたいなと思っています!

──激闘を期待しています。ありがとうございました!

プロフィール

海人(かいと)
所  属:TEAM F.O.D
生年月日:1997年8月21日
出  身:大阪府
戦  績:44戦37勝(18KO)6敗1無効試合
タイトル:S-cup2018世界王者/SB日本スーパーライト級王者


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