【REBELS.69】山上都乃インタビュー公開!

インタビュー

公開日:2020/12/1

「もらわずに自分だけ当てる。チャンスには打ち合って沸かせたい!」



12・6『REBELS.69』の「48.0kg契約/BLACKルール/2分3R・延長1R」でERIKOと対戦する山上都乃。当初の発表から対戦相手が変更になったが、変わらずに課題の「パンチ強化」を続け、手応えを感じているという。同階級でぱんちゃん璃奈というチャンピオンも誕生した今、3戦目の彼女が見据えるのは?



──当初の予定から対戦相手が変更になりました。対戦するERIKO選手の情報はどれぐらい入っていますか?

山上 ほとんどなくて。1年前の試合映像があったので対策はしていますが、それ以外は普段通りの練習をしている感じです。けっこうパンチで前に出てくる感じの選手だったので、ガツガツきてもらって、それにどう対処するかという練習をやってきました。

──変更前になりますが、10月末のカード発表会見では「パンチをもっと強化したい」と発言されていました。

山上 そこに関しては変わらずやっていて、パンチの威力はけっこう上がったかなと思うので、当日が楽しみです。

──威力が上がったことの実感はどのへんから?

山上 伸びるパンチがしっかり出てくるようになりました。前はちょっと出して引いて、みたいな感じだったんですが、今はしっかりとパンチを伸ばせている感じで、当てる感触も分かってきました。

──それも使って、どう勝ちたいですか?

山上 相手がガツガツ出て倒しにくるスタイルなので、私はそこに付き合わずに自分だけ当てていくような感じでできたらなと思います。

──ということは、ディフェンスの練習も強化している?

山上 そうですね。両方の練習をやっていて、もらわずに当てることができたら理想です。でも、ここというときには打ち合って、会場を盛り上げられたらいいなと思ってます。

──『REBELS』では同階級でぱんちゃん璃奈選手が王者になり、他団体も含めて女子が盛り上がってきています。

山上 若い選手も増えて、同じ階級でも身長の高い選手とかいろいろなタイプの選手が出てきたので、それに対応できるように、自分ももっとテクニックを磨いていけたらなと思っています。

──そんな中でプロデビューから2戦2勝。ここまでの2勝の手応えはどうですか?

山上 2月の2戦目(『KNOCK OUT』での荒井穂乃香戦)の内容がよくなかったので、3戦目で挽回したいと思ってます。前蹴りをたくさんもらってしまったので、前蹴りをさばけるようにという練習は多めにしました。

──プロでの目標は?

山上 しっかり勝ちつつ、試合内容で会場を沸かせられる選手になりたいなと思ってます。ここまでの2勝ではそれは全くできてない気がするので、ここから頑張りたいです。今回、もともとは元ボクシング世界王者の山本ユノカ選手と対戦予定だったので、ここでしっかり勝って、また山本選手と対戦できるチャンスがいただけるような試合をしたいと思ってます。

──そこに近づけるような試合をしたいと。ちなみにそのカードが発表された会見は1人での出席でしたが、記者会見など人前で話す機会は慣れてきましたか?

山上 人前でしゃべるのがすごく苦手で、インタビューとかも、聞かれたことにちゃんと返せなかったりするので、あんまり好きじゃないです(笑)。

──今も全然そんなことないですよ(笑)。でも活躍していくと話す機会も増えますよ。

山上 そうなんですよね(笑)。経験を積んで、慣れていくしかないと思ってはいるので、そこも頑張りたいです。

──頑張ってください(笑)。では最後に、今回の試合で「お客さんにここを見てほしい」というポイントをお願いします。

山上 前回の試合から変わった姿をお見せしたいです。前回はあまり内容がよくなかったですが、今回はしっかりといい内容でいい勝ち方をしたいと思ってます!

プロフィール

山上都乃(やまかみ・つきの)
所  属:WSRフェアテックス湖北
生年月日:2001年7月2日
出  身:千葉県船橋市
戦  績:2戦2勝


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