優希選手 試合直前インタビュー公開!

インタビュー

公開日:2015/07/09

2015年7月12日(日)にディファ有明で行われます「REBELS.37」にて、REBELS 52.5kg級王座決定戦3分5回戦を行います、優希選手のインタビューを公開させていただきます。

簡単にフィニッシュできる相手ではないけど、打ち合いになったら面白い

聞き手:布施鋼治

──今回のオファーを受けた理由は?

優希 今年4月、ジョッキーレック選手とムエタイルールで闘ってヒジとヒザで切られてしまった。
ちょっとヒジがあるとヒジを狙われて打ち合えない。
今回はヒジなしルールだったので、対戦相手どうこうではなく、とりあえず出てみたいと思ったのがきっかけです。

──空位の王座を争う小笠原瑛作選手の印象は?

優希 強いですね、ハイ。
すごく強いと思います。

──ただ、試合を受けた限りは当然勝機もあるわけですよね。

優希 そうですね。
ただ、正直、僕より実力はあると思う。
まわりの人間もそう思っているでしょう。
とはいえ、僕はあと数戦しかやらないと思うので、勝ちにいかないとと思っています。

──すでに引退までのカウントダウンに入っている?

優希 そうですね。
ゴールがいつになるかはわからないですけど。

──肉体的な衰えも感じる?

優希 ハイ、多少は(微笑)。

──2006年デビューなので、キャリアは10年を数えます。

優希 結構いい加減な性格なので、やったりやらなかったりした時期もあったんですけどね(照れ笑い)。

──そもそもキックを始めたきっかけは?

優希 暇だったんですよね。
高校生の時に一度ジムに入ったけど、その時は1~2か月しか持たなかった。
それから遊びばかりしていたんですど、それも飽きてきたかなと思って日曜会員として再開したんですよ。

──プロ志望というより、身体を少しでも動かしたい派だった?

優希 そうですね。
いまはTSK Japanさんにお世話になって練習しています。

──REBELSの印象は?

優希 今回が2回目なんですけど、レベルも高いし、華やかな印象がありますね。
Krushさんとかいろいろある中で、REBELSさんも記者会見とかやるじゃないですか。
この間大久保でやった記者会見には僕も呼ばれたけど、緊張しました。
大して人もいないだろうと何も考えずに足を運んだけど、結構ギャラリーがいてビックリしました。

──会見では小笠原選手とも対面しています。

優希 初対面だったけど、オーラを感じましたね。

──今回の王座決定戦ではどこに注目してほしい?

優希 図式的には自分のパンチvs向こうの蹴りという図式になると思う。
最近の小笠原選手を見ていると気が強いのである程度打ち合ってくると思う。
向こうがミドルを蹴ってくる中で僕が中に入ってパンチを打とうとしたらヒザを合わせてくるような攻防になるんじゃないですか。
そうした中、打ち合ってきたら面白くなるんじゃないですかね。

──他の選手と比べ、ここだけは負けていないと思う部分は?

優希 フック系のパンチですかね。
KO率は低いけど、ほとんどの試合で一度は相手を引っくり返していますから。

──どんなフィニッシュを予想する?

優希 ちょっとわからないですね。正直簡単にフィニッシュできる相手ではないと思うので。

○プロフィール
優希(ゆうき)
所  属:Desperado
生年月日:1984年09月27日
出  身:神奈川県
身  長:160cm
得意技 :右フック
タイトル:WPMF日本フライ級王者、J-NETWORKスーパーフライ級王者
通算戦績:27戦16勝(3KO)7敗4分

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